Q. | プレスフィット形状については対応可能でしょうか。 |
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A. | 和田工業では、様々な形状のプレスフィット形状を経験しております。コネクタ業界では和田工業はプレスフィットコネクタを他社よりも早く手掛け、パイオニア的存在の一社であるという一定の認識が得られていると考えております。 |
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Q. | プレスフィット端子のみでの製作は可能ですか。 |
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A. | 可能です。実際にプレス品のみでお求めになるお客様も数多くいらっしゃいまして、当社ではプレスフィット端子のみの供給の実績がございます。 |
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Q. | TAB CONTACTを両面抜きで対応することは可能でしょうか。 |
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A. | 可能です。高速回転仕様にも対応することが可能です。 |
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Q. | プレスの抜き断面を正方形形状にすることは可能でしょうか。 |
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A. | 弊社独自の金型工程技術による両面抜き加工によって、断面を正方形に近づけることは可能です。 |
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Q. | 剪断面比率を高くして加工することは可能でしょうか。 |
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A. | 一定の抜き代を残して、その後に本抜きを行うことで、剪断面比率を90%以上維持する技術を確立しております。詳しくはお問い合わせください。 |
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Q. | カムを使用した曲げ加工は可能でしょうか。 |
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A. | 可能です。コネクタ部品を真上から見た時のプレス金属部品の曲げ箇所の上下のズレ量の要求寸法が厳しい場合でも、和田工業で精密抜き、カムを使用した曲げ加工によって、実現することができます。 |
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Q. | 製品が曲げ高さが高くなっても上下のズレを抑えて安定生産することは可能でしょうか。 |
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A. | 可能です。細抜きの材料に曲げを繰り返すことで発生するズレを調整する技術を確立しております。 |
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Q. | シェルの製作にも対応可能でしょうか。 |
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A. | 可能です。5G向けのノイズ対策として使用されるなど、シェルは使用頻度が高まっております。お困りの際はお気軽にご相談ください。 |
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Q. | コルソン合金の端子をプレス加工することは可能でしょうか。 |
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A. | 可能です。コルソン合金は、抜き部品の耐久性が悪いのですが、コーティングを施すなどにより安定生産を追求しております。 |
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Q. | SUS材の端子をプレス加工することは可能でしょうか。 |
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A. | 材料特性上、SUSは加工性がコルソン合金以上に悪いですが、部品の定期メンテナンスを行うことで安定生産を可能にしています。 |
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Q. | T=0.1未満の板厚の薄い製品でも安定的に量産可能でしょうか。 |
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A. | 弊社独自の量産技術によって、板厚が0.1未満でも高速稼働を安定して生産することが可能です。 |
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Q. | 大型の精密プレス加工も可能でしょうか |
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A. | 和田工業では2009年から80トン・ワイドプレスをラインナップし、その後も40トンワイド、60トンワイドとラインナップを増やし、経験も豊富です。製品は精密な加工が必要であっても大型のプレス製品に対応することが可能です。 |
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Q. | 狭ピッチ、高速生産を得意としている企業を探しております。 |
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A. | 当社では様々なコネクタメーカー向けにBoard to BoardコネクタやFPCコネクターの金型製作から量産を実施しており、狭ピッチ、高速生産に対しての経験を豊富に持っております。 |
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Q. | 1ピッチの中に、複数の製品を配置可能ですか |
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A. | 可能です。例えば、プレス端子が4種類必要な案件がある場合に、1つの金型で4種類配置することで、工期とコストを短縮できた事例もございます。 |
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Q. | 金型起工にかかる期間をどの程度見積もればよろしいでしょうか。 |
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A. | 通常では、6週間を基準に金型起工を行っています。設計1.5週間、部品加工3週間、組込み調整1.5週間、合計6週間で初期サンプルを提出することが可能です。製品の難易度や受注状況によって製作期間が前後しますので、まずはお問い合わせ下さい。 |
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Q. | 部品点数増加が原因で型費が増加しています。PG加工ではなくW-EDM加工による部品加工への対応は可能でしょうか。 |
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A. | これまでPG加工により分割していた部品をW-EDMにより一体物として加工することが可能です。コストダウンになるだけでなく、加工精度向上にも寄与します。 |
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Q. | 金型プレートで加工できる最大長さはいくつですか? |
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A. | 和田工業では、自社のワイヤー加工機で600mmまで対応することが可能です。 起工する製品が大きく複雑になることで金型内の工程数が増え、金型サイズが大きくなってしまうことがあります。多くのワイヤー加工機の加工範囲は450㎜サイズであり、その際にプレート類を2枚割で製作しなければならず、コストと安定性に欠ける問題があります。 和田工業では、長さ600mmまで対応する事が出来るので、従来450mmを超えるサイズになると必然的に2枚のプレートが必要だったものが1枚で対応する事ができ、品質を安定させることもできました。 |
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Q. | ダイセットを社内で加工することは可能ですか? |
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A. | 金型ダイセットの社内加工可能です。ポスト、ブッシュ等の接着を行い、上型ダイセットと下型ダイセットをセットで納品することも可能です。 |
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Q. | インサート成形に対応可能ですか |
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A. | 可能です。従来顧客で量産を行っていた際、バラピン端子を成形機へ手挿入で行っていることで、コストが高く、品質にもバラつきが生じていました。 当社より2種類のフープ状のプレス品を重ねて結合し、一つのプレス品としてインサート成形を行う工法を提案し品質の安定及びコストも従来品に比べ大きく低減させることが出来ました。 他の実績では、プレス品をフープ状にし、そのまま成形金型へ供給し、成形後に曲げと切断を行う工法を提案し、品質の安定及びコストも従来品に比べ大きく低減させる事が出来ました。このようにインサート成形に関しても対応可能ですのでお気軽にご相談ください。 |
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Q. | 車載品の実績はありますか |
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A. | 電動パワーステアリング関連のコネクタ組立品やインサート成形品の実績など、車載品の実績も多数あります。車載品コネクタのプレス加工から成形・組立までお任せください。 |
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Q. | プレス⇒メッキ⇒成形⇒組立までの各々のハンドリングが煩雑なため一本化したいのですが可能でしょうか。 |
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A. | 和田工業では、プレス設備は勿論のこと、成形機も横型・竪型どちらも保有しています。また、コネクターの組立についても顧客のニーズに合わせ自動機・半自動機にて対応可能です。 |
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Q. | ISO9001は取得していますか。 |
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A. | 1996年にISO9001の認証を取得しています。 |
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Q. | IATF16949は取得していますか。 |
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A. | 2021年1月8日に国際的な品質マネジメントシステムであるI
中小企業としてはいち早く自動車産業向けの品質管理体制を整える
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Q. | プレス加工で製品表面に発生する打痕の流出を防ぐ方法を教えてください。 |
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A. | 当社では量産プレス機にCCDカメラを装備し、プレス加工直後に製品の外観確認を実施できるので、仮に不良品が発生しても最低限のロスで抑え、不良品の流出を防止することが可能です。 |
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Q. | コネクタ部品の品質管理について教えてください。 |
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A. | 仕上りデータをまとめ、寸法の傾向管理、ショット数管理などを行い、安定した品質で量産が出来るように監視をし、金型及び生産設備の継続的改善を促して品質安定に努めています。 |
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Q. | 自動測定器による管理は可能ですか。 |
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A. | 可能です。製品が非常に精密になり、0.001mmの誤差も許されない中で、人による測定誤差は勿論のこと、測長器同士の器差も出てしまい、品質の判断が困難になります。当社では、自動測定器を導入することにより、人による測定誤差の抑制及び、測定器同士の誤差も最小に抑え品質管理を行っております。 |
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Q. | 量産中にパーツ破損した場合、交換部品の製作、パーツ加工への対応は可能ですか。 |
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A. | 生産時に金型部品が破損した場合、すぐに部品を製作しないと量産が停止してしまうシチュエーションは多々あります。和田工業では、急にパーツ破損が発生した際、昼夜問わず特急でパーツ加工を行い、速やかな復旧対応を行い、プレス量産品の安定供給に貢献しております。 |
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Q. | プレス機のトン数を教えてください |
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A. | 15~110トンの範囲で対応することが可能です。 |
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Q. | 高速で量産させる必要があるのですが、高速仕様のプレス機はありますか |
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A. | 2400spmが可能なプレス機(SX-20)を保有しております。民生品のBoard to Boardコネクタの端子だけではなく、車載用のTAB CONTACTも高速回転により、大量生産することが可能です。 |
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Q. | 110トンプレスはどのようなプレス機ですか |
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A. | 80トンまでのプレス機とは違い、電動サーボプレス機となっております。ストロークが高いため、曲げの高い製品の加工などに使用しています。また、電気制御により変則的な上下運動をさせることができるため、製品の加工する場所によってストロークをゆっくり稼働させてプレス加工することも可能になっております。 |
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Q. | 組織体制はどのようになっておりますか。 |
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A. | 和田工業では、プレス金型起工、金型部品加工、量産、量産管理、品質保証などの各部門に部門長がおり、問題が発生した時などの対処も部門横断アプローチで即座に対処することが可能な体制です。 |
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Q. | 生産体制を教えてください。 |
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A. | 平日24時間体制で量産を実施できる生産キャパが構築しております。土日は原則として緊急増産や遅れのバックアップに充てております。 |
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Q. | 日本で生産していた量産品が海外移管、あるいは現地調達となってしまった時にも対応可能でしょうか。 |
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A. | 和田工業ではマレーシアと中国に自社工場を保有し、プレス量産を対応する事が可能です。このため、マレーシアや中国へ量産移管となる場合は、当社に引き続きお任せください。 |
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Q. | 中国での現地生産への対応も可能ですか? |
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A. | 可能です。顧客からの現地生産要望に対応する為、設備を新規導入し、海外工場での立ち上げを成功させました。中国での現地生産のご要望があるときには是非お声がけください。 |
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Q. | 中国工場での生産を開始するにあたりコネクタASSYの現地調達を出来る日系メーカーを探していますが、和田工業で可能でしょうか。 |
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A. | 金型及び自動機を和田工業で準備し当社中国工場での生産体制を構築した事例もございます。お気軽にご相談ください。 |
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Q. | 東北工場は岩手県沿岸にあるようですが、東日本大震災の時は大丈夫だったのでしょうか? |
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A. | 東北工場にも大きな揺れがありましたが、建屋への被害は殆どなく、強い地盤に助けられたものと思います。また、沿岸から10kmほど離れており、高台でもあったことから、津波の被害もありませんでした。震災により多くのものを失いましたが、前を向いて事業を継続し、現在に至っております。 |
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